今日は、今年4回目の和道流空手道連盟総本部道場月例稽古でした。

先月の月例稽古から1か月間取り組んだ動作と技を用いて、「普段、見慣れている、受け慣れている突きや蹴り以外の技にも反応し正確に防ぐことが出来るか」を課して挑みました。

総本部道場がある西武池袋線 石神井公園駅まで電車に乗車する時間が55分あるので、その間2015年2月19日にNHK BS1で放映された『手 Tee 〜沖縄空手 本当の強さ〜』を観ながら向かいました。

観終わってフッと抱いたのは、「まだわずか41年の人生だが何か変わっただろうか。」

空手道を始めた動機と続ける理由が、31年前に始めた当初から変わっていないこと。

「殺されたくないし、誰も殺したくない。大切な人・大切なものを守りたい。」、「本物の人間になる。」

胸に響くのは、師匠が遺してくれた言葉「空手は愛の道」。

人生の意味を見出す機会を与えてくれた空手道と師匠の恩に報いるために私がすべきことを明日も全力で。

おかえり♪

幼児で入会し、小学生の時に外国へ引っ越した弟子が帰国しました!

入学した高校の制服に着替えて道場に元気な顔を見せに来たこの子とは沢山の思い出があります。

空手道を続けて来て良かったと思うことは何度もありますが、今日もその大きな1つです。

これから再び一緒に!

Hello ! I’m Tomi ♪


I would like to introduce my personal training partner, and my friend today !

Please call him ” Tomi ”

The meaning of his name is the ” Tomodachi of my imagination ”

I have been considering about many kind of techniques with him everyday !

I like him all the more for his reticence ♪

私は22歳の時に渡米し、ユタ州ソルトレイクシティにある大学のスポーツサイエンスで早朝から3クラス空手道を指導していました。終えると、11時半に開店する日本料理店に急いで出勤し、閉店の夜11時まで寿司職人として日本文化を好む方々の接客をしていました。後片付けを済ませて帰宅するのは深夜1時でした。

私は帰宅したら深夜でも稽古出来る方法はないか考え、詠春拳など主に南派拳術で使用される「木人椿(もくじんとう)」を基に、首や腕、脚の付け根に強太なバネを付け人間の手足同様に力を加えると可動するオリジナルの大木人形を作りました。

興味を持った大学の空手道クラスの生徒や道場のチームメイト、レストランのお客さんで武道や格闘技に励んでいるアメリカ人や台湾、中国、韓国の友人たちが「Tomi ! Tomi !」と自宅を訪ねて来てくれました。皆で木人を囲んで「キックボクシングではこう打つ!」、「太極拳はこうだ!」、「功夫ではこう使う!」、「跆拳道はこう蹴るんだ!」と、各々の技を披露して、私の握った寿司を食べ、持ち寄ったお酒を呑んでお互いに調和を感じながら過ごしたことを思い出します。

4月5日(金)の稽古です。

道場で定期的に初級と中級の児童向けに行っているトレーニングの数十種類ある種目から20種を紹介します。

狭いスペースでも時間をかけずに効果的に体力を強化出来、気持ち良い汗を流せるため、子供たちに人気のプログラムです♪

31年も前ですが私の少年時代は、正拳突きと前蹴り左右各500本から始まり、2時間の基本稽古で終わるのが通常でした。

50名以上いた道場生たちは、中学校へ入学した頃に部活や勉強を理由に大勢が道場を去りました。

中学1年生の時に私の誘いで入門した同級生たちも、3年生になる前に辞めて行きました。

残った中学生の私に、師匠をはじめ数名のコーチたちが私のために取り組んでくれたことを今も鮮明に覚えています。

1986年に始まった東京都中学生空手道選手権大会。私は1991年に開催された第6回大会に初出場しました。あと一つ勝てば入賞という試合で負けてしまい、その時生まれて初めて本当に悔しいという気持ちを抱きました。組手のコーチが側に来て優しい声で「勝久、お疲れさん」と紙パックのコーヒー牛乳を差し出してくれました。私は顔を見せることが出来ず、隠すために下を向いたまま一気に飲んだら、とっても甘くて美味しくてその瞬間涙が溢れて止まりませんでした。「俺は絶対にこの人を喜ばせる!」この時初めて本気で誓ったことを覚えています。

自分の人生に影響を与える人に出会えることは偶然ではなく特別なことであり奇跡なのかもしれません。

私は今もこの人を喜ばせたくて空手道を続けています。

人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。 梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。


今日は午後から降雨予報だったので、好天の早朝から玉川で色々試して来ました。

・児童が長時間集中して運動する方法は何か。

・容易ではないことを難しくとらえずに、自ら工夫して楽しみながら取り組むために必要なことは何か。

・疲れを見せ始めた時に意気を奮い立たせる言葉や示す行動は何か。

坂道を使い細かいステップからダッシュで身体を馴らしたら、ラダーやハードル、メディシンボールにトレーニングロープ、そしてスピードシュートを使って5種目それぞれ4項目ずつ難易度の低いものから高い内容へ上げて行き、表情や呼吸、態度を見ながら進めました。

先ずは説明しやって見せポイントを教えてからやらせることを繰り返し、難しくて首を傾げたりした時は「それで合ってるよ、速い速い!」と声をかけると動きが俊敏になったり、疲れを見せ始めたら、こちらも全力でやって激しい呼吸の状態で「誰だこんなキツイことを考えたのは!あっ、ワタシか!」とトボけたことを言ったりすると、また意気上がったり。

そうしてる間に2時間が過ぎ、さすがに疲れただろうと見ると、「次は古武道の棒とトンファ、そして形稽古だね♪」と、まだまだやる気をアピールしていました。

今日得たことを道場の生徒たち、また5月から始まる新しい環境で空手道を習うことを楽しみにしている児童たちに活かします!

未来が希望に満ちている幼児たち♪


小学校へ電車を乗り継いで通う子、車通りの多い通学路を使う子、彼らが危険を回避し無事に登下校そして帰宅出来るよう状況判断能力を養わせるのも大人の務めです。空手道の稽古で用いる動作や技は、私生活に十分活用出来ると確信しているので、その動作や技をまだ幼い子供たちへいかに分かり易く扱い易く伝えるかを探求しています。上手く伝えられたか否かは、稽古した子供たちの表情が示してくれます♪

水曜日クラス ライブリー校幼児の部 3月20日の稽古


昨日は保育園で遠足があり道場の1部稽古で体力と気力が底をつき、2部稽古では大声が出せなかったと帰りに号泣猛省した息子ですが、毎日稽古のプログラム作りに協力してくれています。

1日合計3時間半稽古するので、稽古の行きと帰りに眠りに落ちてしまうこともあります。

それでも、稽古に行きたくないと言ったことはありません。

こうして2人で練って作った稽古内容を喜んでくれる道場生や、この動画を活用し予習や復習として自主稽古に励んでくれる生徒もおり、息子の想いは生かされております。

道場には、形や組手が好きで上手な生徒がおりもっと紹介したいのですが、画面に顔を大きくまた長い時間映すことは出来ないので、道場では年少のまだ動きがぎこちない息子ですが、道場生を代表し紹介させて頂きます。

3月18日(月)の稽古


好きだから毎日稽古します。

だからとても疲れるので沢山食べて寝ます。

すると翌日は回復し元気なのでまた精一杯稽古します。

同じように空手道が好きな生徒たちが道場へ来ます。

私は老若男女関係なく空手道の魅力を共有したいので、伝え方や表現方法について考え準備して稽古に挑んでいます。

私にとって稽古は作品です。

その良し悪しを感じるのは生徒たちです。

私が良い思っても、生徒たちに何も伝わらないことがあるだろうし、私は今日の稽古はあまり良くなかったと反省するのに対し、生徒たちの感触は良かったりします。

これで良しというのが無いから毎日考えることに意義があります。

和道流空手道連盟総本部道場月例稽古

今日は三月の和道流空手道連盟総本部道場月例稽古でした。

下記4点を課題にして挑みました。

・硬くなった大腰筋を緩めることも心がけ大腰筋をはじめ必要な筋を鍛えること。

・今日教えて頂く形の中で用いる動き方と技の解釈を正しく学ぶこと。

・先月習い反復して来た基本組手裏1〜6本目の動きに間違いがないか確認すること。

・今日新たに習う基本組手裏の7本目以降の動きを記憶すること。

課題以上の多くを学ぶことが出来ました!

今から、これらを明日からの稽古で生徒たちに伝える方法を準備し挑みます。