演目①『日本武道の美しさと力強さ』、演目②『琉球古武道が伝えたい大きな心と優しさ』、演目③『和道流空手道と柔術拳法で成す自他敬愛』

2月18日(日曜日)に狛江エコルマホールで開催された大イベントでの演武は大成功を収め閉幕しました。

和道流成武支部から11名の道場生たちが出演し、日本武道と琉球古武道の美しさや力強さ、そして和の心を多くの人々と共有することが出来ました。

1ヶ月半、道場稽古と自主稽古に励んだ11名の道場生たちが舞台上で輝いている勇姿をぜひご覧下さい。

仁と惻隠の心を広げ、豊かで優しい世界を目指します。

和道流空手道連盟三代宗家 大塚博紀 最高師範による初の著書! 2024年4月下旬発売

2024年2月14日(水)、和道流空手道連盟 総本部道場にて株式会社BABジャパンによる撮影が行われ、当学院代表であり和道流成武の冨髙勝久支部長が和道流空手道連盟 三代宗家 大塚博紀 最高師範の相手役を務めました。
三代宗家 大塚博紀 最高師範による初の著書が2024年4月下旬に発売されます!

紹介動画から皆様に伝わる通り、素晴らしい内容となっております。
皆様、お楽しみに!

三代宗家 大塚博紀 最高師範による講習会

先週に開催された和道流空手道連盟 全国指導者講習会に続き、本日は新横浜にて三代宗家 大塚博紀 最高師範による講習会が開催されました。
午前中の少年部では基本組手一本目とピンアン二段を、午後の大人の部では私にとって最も思い入れのある形”ナイハンチ”の全挙動を『和道流式深層筋運動』とともに詳しくご指導頂きました。
「動き始める前の準備」や「動いている際に決してゆるめず維持するべきこと」、そして「動き終わりの瞬間にも抜かないこと」で技を発揮するスピードも威力も上がることを改めて実感出来る日となりました。
早速、明日からの道場稽古に取り入れてナイハンチの上達を目指します!

気構え、心構え

集合時間の10分前には道場に来て自分で体操し自主稽古に励む生徒がいれば、電車に乗り遅れたことが理由で稽古に遅刻する生徒がいたり、昨日その生徒に対し私が「君が時間を守ることの意味」を説いたり「君が電車に乗り遅れないための方法」を提案しても今日の稽古に同じ理由で遅刻する生徒がいたり、グループ分けをして行う稽古の内容を説明している時によそ見をする生徒がいたり、その生徒に対し「君が相手の目を見て話を訊く意味」を説くも直後には違うグループの中に入っていく生徒がいたり、私の様に口うるさい者の前で「ああ、立つの疲れたぁ…」と言って寝転がってしまう生徒に対し私が「ここは君の家のリビングじゃないんだよ。君の家では許されていても、外で同じことをしたら君が恥を知る」ことを説くもその最中に眠り始めてしまう生徒など、道場には様々な子供がいます。
私が小学生の頃に同じことをすれば親や学校と道場の先生から鉄拳が飛んできました。私は殴られて痛くて恥ずかしいから2度と同じことをしなくなりました。でも殴られる度に私は「なんで言葉で教えてくれないんだろう」と思い続けていました。同時に私は「俺の道場を持ったら俺は言葉で説明するぞ。だって俺は人の話を訊く耳を持っているだ。」と決意しました。
だから私は子供を決して殴ったりしません。ただし生徒が私に3度同じことを注意させた場合、私はお説教をすることにしています。必ず20分間します。すると子供でもだんだん分かってきます。「私は人に迷惑をかけている」、「私はこんな時間を過ごすのは嫌だ」と彼らの考え方や気持ちに変化が生まれてくるのを見て来ました。
私が絶対にしないと決めていることは「この子に言っても無駄だ」、「この子を無視しよう」と見限ったり、見放したり、差別することです。
私の親と師匠と和道流が私を見限らず、見放さず、差別せずに育ててくれた恩を忘れず、「今は私がする番だ」という想いを抱いて稽古に臨む。
それが私の気構え、心構えです。

非常事態は震災だけでない。女性が暴漢から身を守る護身術【其の四】

武道修行の過程に人間の弱みにつきまとって離れないのが”我慢、過信、貪慾、怒り、恐れ、危み、疑い、迷い、侮り、慢心”という『十悪』のいずれかであることを和道流流祖 大塚博紀 初代宗家 著の『空手道 第一巻』から学びました。
この十悪を排除して崇高な人格を磨きあげること、自分の力でその弱さを抑えていくことを神前で誓い拝礼し稽古に臨みます。

内臓が正しい位置に維持され、基礎代謝が上がり、姿勢が良くなり、便通が良くなるだけではない。蹴り技にも効果がある私の好きな腹筋運動!

私が空手道場に入門したのは1987年で道場の最盛期だった1989年は道場生が子供だけで50名いました。
準備運動で腹筋を鍛える時は、1人ずつ1から10まで号令をかけるので毎回500回することに。
おかげで腹筋は強くなりましたが、お尻の皮がめくれ、筋肉痛が長く続くので、現代では子供たちにさせることは出来ない内容です。しかし、腹筋を鍛えると内臓が正しい位置に維持され、基礎代謝が上がり、姿勢が良くなり、便通が良くなるという効果は確かで、蹴り技の向上にも大きな効果があるため、私にとって好きな運動の一つです。
和道流の魅力を道場生たちと共有することが私の喜びであるように、腹筋運動の楽しさと効果も道場生たちと共有出来るよう、様々な腹筋運動を紹介して行きたいと思います。

非常事態は震災だけでない。女性が暴漢から身を守る護身術【其の三】

今朝の読書で「技はすなわち精神の表現された技でなければならない。精神の表現された技を鍛錬することによって根本の精神を修養するのである。武道の心技は一体でなければ鍛錬の意味を持たぬばかりか心技何れかに片寄ってはかえって身をあやまり社会を毒する恐れがある。それなら武道はこの世から抹殺すべきである。」という和道流空手道・柔術拳法の流祖 初代宗家 大塚博紀 最高師範の言葉に触れ熟考しました。

正直であることには意義があり、胸の内に秘めていることを表に出すことで先に進めることがある。

長い2週間だったと感じていますが、正直であることには意義があり、胸のうちを明かし互いの本心を表すことで17年間挟まっていたものが取れ、ひっかかっていたものがなくなり、互いの進む道が決まりました。
気持ちは今日の空のように晴れていませんが、汚れない真っ白な状態です。これからも生まれて来るであろう様々な問題とはしっかり向き合い、特に子供たちの悩みに対しては、優しく受け止める大きく広く厚い胸を持ちたいと想います。