5月最後の日は

今日は5月最後の日。来月18日に主催する『第1回4団体交流競技会』に必要なもの全ての準備が整いました。

これら全て”物”と思わず、私にとって全て心がある大切な命たちです。

愛刀を自分で研ぎ久しぶりの試し斬りを行いました。
競技会に参加する100名分のプログラムも
賞状も1冊ずつ手作りし、
形競技個人戦と
形競技団体戦、
組手競技個人戦と
組手競技団体戦で選手たちに贈る記念品もトロフィーやメダルや盾を用意し心を込めることが出来ました。
3年前に自作した試し斬り台の補強作業をし、
試し斬りで使う畳表を今回も岐阜県の居合道専門店『濃州堂』に依頼し送ってもらいました。
私が兄と慕い尊敬している元 立正大学II部空手道部主将・現 株式会社あるくる代表取締役の立木茂先輩が今回支援して下さり、今まで以上の競技会が開催出来ます。

5月最後の週末は

2023年5月28日(金)
和道流成武支部千歳校成人の部にてニーセーシの分解・解析稽古。筋力に頼らず相手の力との繋がり、力の流れの方向を意識し相手の体勢を崩せる動きを目指しました。
2023年5月29日(土)
武舞劇団save校にて演武に向け通し稽古。身体が自然に動くまで繰り返しました。
2023年5月28日(日)
和道流空手道連盟総本部道場にて三代宗家 大塚博紀 最高師範による月例稽古に参加させて頂きました。

「突きや蹴りに対してだけでなく、掴まれたら?短刀だったら?長刀だったら?座っていたら?複数だったら?」と考え、「この形のこの技や動きだったらこう活用出来るのでは?」と想像し、女性と男性が、子どもと大人が、筋力のある者とない者とが実際に手足を取り合い、組み合い試す日々を送っています。
そんな実験には正解と間違いがあり、その正解と間違いを明らかに出来る機会が、和道流空手道連盟総本部道場にて三代宗家 大塚博紀 最高師範による月例稽古です。昨日参加させて頂き、ニーセーシに関して掌底の角度、小手返しや手取りの位置、足刀の高さ、上がる力と前に出る力の作用や、ワンシュウに関して左右構えを素早く変えるための重心や、ジッテに関して左右への後屈の立ち方、クーシャンクーに関して外腕受け流しなど、多くの質問に対し、最高師範は一つ一つ実演し丁寧に解説して下さいました。私は明らかになった私の間違いを認識することが出来、早速道場で生徒たちと共有たいと想います。

Live to laugh with peace & harmony

両親と同様に20代は早朝から深夜まで毎日働き、30代は授かった我が子に愛情を注ぐとともに子どもから生き甲斐を与えられ、40代は師匠と同様に終わり無き武の道を弟子と共に歩む人生の喜びを噛み締め生きています。

We will continue to walk step by step towards peace. ”Pinan Shodan”

私が空手道の講師を務めさせて頂いている4つの団体の幼児から小学生を対象に、Bumb東京スポーツ文化館で6月18日(日)に開催する第1回4団体交流競技会の出場申込受付を昨日終了し、形競技団体戦に6チーム、組手競技団体戦に4チームがエントリーしてくれました。形競技と組手競技の個人戦もあり延べ90名の選手たちが有意義な時間を過ごし貴重な経験が出来るよう準備しています。

私も8ヶ月ぶりに演武をすることにしました。扇子の舞や日本刀での試し斬り、掌底で瓦割りや貫手で板割り、形と組手を披露し、子供たちが普段見ることのないものに触れ、心や体が震える機会にしたいと思います。

16年前から変わらず私が子供たちに伝えたいこと、彼らとして行きたいこと。これが私の武道です。

銀座ロレックス強盗の犯人たちが犯行後に逃げ込んだマンションには、私の教え子と家族が住んでいました。凶器を手にした犯人たちは捜索中の警察官に見つかると抵抗し、罵声を浴びせた上げく逮捕されました。同日に私の生徒は道場稽古の後、母親と買い物に行ったためマンションにはいませんでしたが、買い物に行かず自宅へ向かっていたならば犯人たちと鉢合わせした時間だったそうです。生徒の母親から「本当に奇跡的に助かったと思っています。娘には身を守る術を身につけて欲しいと心から願います。」という言葉を受け、私は「まさに私がすべきこと、したいことです。」と応えました。

心を闇に支配され悪の道に進むようなことをせず、真の心を持ち続け光のさす道に進む判断力と勇気を子供たちが養い育てられるよう私は関わって参ります。

Sports Karate is not Budo, but it is one of the various advantaes in Budo Karate.

来月18日にBumb東京スポーツ文化館で開催する4団体交流競技会に向け連休中も稽古の日々でした。
休日を家族で旅行し楽しむ子も、道場で汗を流し楽しむ子も有意義な時間を過ごしたことでしょう。

競技空手を私は武道とは思わず空手道の長所の1つと考えています。その長所を伸ばすなら日本武道の身体動作である円転を意識し取り組むようにしています。道場には幼児と小学生と中学生そして大人がおり全員が一緒の時間を過ごします。

私にとっての有意義とは、皆で武道の魅力を共感・共有することであり、私の長所は”私にとっての有意義”を実現するため起床してから就寝するまで想像力と創造力と体力を費やせることです。どんなに考えても浮かばないこともありますが、就寝すると夢の中で武道の達人たちが助言して下さる時があり、それは真に特別な経験です。

和道流空手道連盟総本部道場 月例稽古3年ぶりに再開!

先週土曜日は、朝のクラスで基本形から始め、続いてピンアン二段・三段を稽古し、最後に形試合をしたら白帯や黄帯、橙帯を巻いた子たちは喜んでいました。勝負は緊張はするけど勝ち負けが伴うと子供であっても真剣になります。勝って喜び負けて悔しがるもお互いに言葉を贈り終われば手を繋ぎ仲良くなるのが素敵です。
帰り際に9歳の生徒が「先生、いつもありがとう♪僕の得意な折り紙第三弾だよ♪」と素敵な贈り物を頂きました。
午後には、和道流空手道連盟総本部道場にて三代宗家 大塚博紀 最高師範による月例稽古が3年ぶりに再開され、半身猫足立ち・真半身猫足立ち・後屈立ち・逆突きの立ち方の足幅からつま先の向き、膝位置、腰角度、重心位置、胸部角度を細かく丁寧にご指導頂きました。終盤で教わった基本組手3本目では自身の体の内側も外側もまだまだ伸びきれていない箇所や伸ばせない原因と直面し、同時に改善出来れば更に威力が上がることに大きな期待を抱きました。
月例稽古終了後はそのまま自分の道場へ戻り小学生の生徒たちと内容を共有し、ピンアン四段と中段逆突きのカウンター稽古に応用してみました。
朝から晩まで稽古が出来た喜びと充実感を抱きながら1日を振り返ると、4月29日は日本の祝日「昭和の日」で「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧(かえり)み、国の将来に思いをいたす」とされています。私は先生方が教えて下さる技だけでなく御心もしっかり受け継ぎ、将来この国と和道流を愛し更なる発展に貢献出来る人間を育てられるよう子供たちの成長に携わって参りたいです。
翌日の30日は、月例稽古で学んだことを日曜日クラスでピンアン二段と基本組手3本目に取り入れ復習しました。正しく紹介出来る状態に成りましたら、また動画で共有したいと想っております。