今日は5月最後の日。来月18日に主催する『第1回4団体交流競技会』に必要なもの全ての準備が整いました。
これら全て”物”と思わず、私にとって全て心がある大切な命たちです。
今日は5月最後の日。来月18日に主催する『第1回4団体交流競技会』に必要なもの全ての準備が整いました。
これら全て”物”と思わず、私にとって全て心がある大切な命たちです。
「突きや蹴りに対してだけでなく、掴まれたら?短刀だったら?長刀だったら?座っていたら?複数だったら?」と考え、「この形のこの技や動きだったらこう活用出来るのでは?」と想像し、女性と男性が、子どもと大人が、筋力のある者とない者とが実際に手足を取り合い、組み合い試す日々を送っています。
そんな実験には正解と間違いがあり、その正解と間違いを明らかに出来る機会が、和道流空手道連盟総本部道場にて三代宗家 大塚博紀 最高師範による月例稽古です。昨日参加させて頂き、ニーセーシに関して掌底の角度、小手返しや手取りの位置、足刀の高さ、上がる力と前に出る力の作用や、ワンシュウに関して左右構えを素早く変えるための重心や、ジッテに関して左右への後屈の立ち方、クーシャンクーに関して外腕受け流しなど、多くの質問に対し、最高師範は一つ一つ実演し丁寧に解説して下さいました。私は明らかになった私の間違いを認識することが出来、早速道場で生徒たちと共有たいと想います。
両親と同様に20代は早朝から深夜まで毎日働き、30代は授かった我が子に愛情を注ぐとともに子どもから生き甲斐を与えられ、40代は師匠と同様に終わり無き武の道を弟子と共に歩む人生の喜びを噛み締め生きています。
私が空手道の講師を務めさせて頂いている4つの団体の幼児から小学生を対象に、Bumb東京スポーツ文化館で6月18日(日)に開催する第1回4団体交流競技会の出場申込受付を昨日終了し、形競技団体戦に6チーム、組手競技団体戦に4チームがエントリーしてくれました。形競技と組手競技の個人戦もあり延べ90名の選手たちが有意義な時間を過ごし貴重な経験が出来るよう準備しています。
私も8ヶ月ぶりに演武をすることにしました。扇子の舞や日本刀での試し斬り、掌底で瓦割りや貫手で板割り、形と組手を披露し、子供たちが普段見ることのないものに触れ、心や体が震える機会にしたいと思います。
銀座ロレックス強盗の犯人たちが犯行後に逃げ込んだマンションには、私の教え子と家族が住んでいました。凶器を手にした犯人たちは捜索中の警察官に見つかると抵抗し、罵声を浴びせた上げく逮捕されました。同日に私の生徒は道場稽古の後、母親と買い物に行ったためマンションにはいませんでしたが、買い物に行かず自宅へ向かっていたならば犯人たちと鉢合わせした時間だったそうです。生徒の母親から「本当に奇跡的に助かったと思っています。娘には身を守る術を身につけて欲しいと心から願います。」という言葉を受け、私は「まさに私がすべきこと、したいことです。」と応えました。
心を闇に支配され悪の道に進むようなことをせず、真の心を持ち続け光のさす道に進む判断力と勇気を子供たちが養い育てられるよう私は関わって参ります。
来月18日にBumb東京スポーツ文化館で開催する4団体交流競技会に向け連休中も稽古の日々でした。
休日を家族で旅行し楽しむ子も、道場で汗を流し楽しむ子も有意義な時間を過ごしたことでしょう。
競技空手を私は武道とは思わず空手道の長所の1つと考えています。その長所を伸ばすなら日本武道の身体動作である円転を意識し取り組むようにしています。道場には幼児と小学生と中学生そして大人がおり全員が一緒の時間を過ごします。
私にとっての有意義とは、皆で武道の魅力を共感・共有することであり、私の長所は”私にとっての有意義”を実現するため起床してから就寝するまで想像力と創造力と体力を費やせることです。どんなに考えても浮かばないこともありますが、就寝すると夢の中で武道の達人たちが助言して下さる時があり、それは真に特別な経験です。