https://youtu.be/N3ZimD6J5fM
まだ幼いのに肺炎を患い4日から40度の発熱と嘔吐を繰り返し闘病の日々を過ごしている者がおります。
道場での指導から看病に戻る私に先ずする質問は「今日の稽古はどうだった?」。
「今日はね、この前宗家に教えてもらったことを皆んなに紹介してみたんだ。とても驚いでてね、皆んな私に言われなくても真剣に取り組んでたよ。」と私が答えると、「そうなんだぁ。それ僕きっと出来るよ。すぐ出来るちゃうからね ♪ びっくりするかもよ♪」と稽古する意欲を示しています。
看病と指導は似ている点があります。
自分の知識や技術を押しつけたりせずに、相手の状態や状況を知り、寄り添いながら出来ることを考え実行することです。
「出来ることなら代わってあげたい。」
「早く良くなって欲しい。」
「どうしたら伝わるだろうか。」
「今自分が出来ること、してあげられることは何か。」
人間として生きているし、愛おしいと思うから出来ることだと感じています。
この時間を無駄にせず、相手とも自分とも深く向き合い絆を太くしていきたいです。
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