Life is not forever, but Budo’s skills and children’s possibilities are as infinite as the universe. 道場で生徒たちと過ごす時間には限りがあるけれど、子供たちの可能性は無限だと私は毎日感じています。

大会、講習会、演武、審査等、今年の大事な行事は全て終わり、多摩川や自宅での運動、そして道場で稽古する日が今年も残りわずかとなりました。
生徒たちと道場の中で過ごせる時間には限りがありますが、『武の道は宇宙の如く無限なりて、業の極意は無きものと知れ』の言葉を胸に秘め、「これで良い」と決して思わず、「まだ他にあるはすだ」という探究心を失わず、生徒たちの無限の可能性と私自身の能力を高めて行きたいと思います。

和道流空手道連盟昇段審査会2023

本日、和道流空手道連盟昇段審査会が行われ、私の道場から小学生2名が初段位を受審し、中学生2名が二段位を受審しました。
少年部の初段位の受審申込者は40名で、合格を発表されたのは27名でした。その中で、私の生徒である小学生2名が初段位に合格しました。
少年部の二段位の受審申込者は9名で、合格を発表されたのは1名でした。その中に、私の生徒である中学生2名の名前はありませんでした。
中学生の2人は、2021年12月に初段位を取得後も稽古を続け、大会への出場や演武への出演に加え、今回の二段位合格を目標に、休まず道場稽古に参加しただけでなく、今回初段位を受審した2名の後輩の世話をしたり、まだ幼い後輩たちの成長にも協力してくれました。
その素晴らしい努力と立派な人格形成を私は讃えたいので、それを2人が実感出来るものを私は用意することにしました。
中学生の2人には、気を落とさず自信を持って明日からも元気良く学校へ登校して欲しいと私は願っています。

Cherish the basics and enrich the basic practice 基本を大切にし、基本稽古を充実させる

昨日で11月終わり今年も残すところ31日となりました。
私は今年の初めに『和道流year 和道の年』を掲げました。
2月は和道流空手道連盟千葉県大会に出場、
3月は和道流空手道連盟形審判講習会と技術講習会を受講、
6月は私が指導を担っている4団体の第1回交流競技会を開催、
7月は和道流空手道連盟形・組手審判講習会と技術講習会を受講、
8月は夏合宿を行い第59回和道流空手道連盟全国大会に出場、
9月は和道流空手道連盟副理事長 押田先生が主宰されている東空塾の合宿に参加させて頂き、地元の狛江フェスティバル10周年記念祭で演武を披露、
11月は和道流空手道連盟総本部道場にて称号・資格の技術指導員の審査を受審させて頂きました。
そして2日後、今年最後の最も重要な和道流空手道連盟昇段審査に生徒4名が挑みます。
年末の納会で私は生徒たちと皆で「和道流year 和道の年を達成出来た!」を喜びを分かち合いたく、毎日その光景を想像し、現実にするため生徒たちが充実した道場稽古が出来るように考え、生徒たちが自宅で自主稽古が出来るように動画を配信して来ました。
常にこのような目標を持つことや工夫や研究が出来たのは、私の人生で早い時期に『和道流』と出会う機会を与えられたからです。
まさにこれが運命だと私は想っています。
自分が何のために生まれ、何をすることが出来るのか、自分で出した答えと向き合い生きて行く。より良くするために工夫と研究を怠らない。私はそんな毎日が好きです。
2024年2月18日に狛江エコルマホールで開催される東京たまがわロータリークラブ主催のイベント『KOMAEチャンスII』に私の道場の出演が決まり、今朝は面談会がありました。
会場となるエコルマホールは観覧席が728席もあり広いので、私の生徒たちには多くの人の前で自分のメッセージを込めた演武を披露し、有意義な経験をして欲しいと想っています。
12月3日(日)は和道流空手道連盟昇段審査、12月の4, 11, 12, 18, 21日は各クラスでの競技会、そして22日(金)に今年も道場の納会&クリスマスパーティーを開催し、皆で楽しく今年を納めたいと願っています。

和道流空手道連盟総本部道場にて称号・資格『技術指導員』合格

本日、和道流空手道連盟の総本部道場にて称号・資格の一つ『技術指導員』の資格審査を受審し、合格を頂くことが出来ました。
本日は月に一度、三代宗家 大塚博紀 最高師範のご指導を受けることが出来る月例稽古の日で、関東だけでなく東北等、全国から支部長や高段者の先生方が稽古に参加されました。全ての先生方が最高師範のご指導を楽しみにされている大事な稽古の場で、最後の20分、私が教えさせて頂くという貴重な機会を与えられました。
このような特別な場を与えられたことを心から光栄に想っております。
私は自分の知識と技術と経験の乏しさを痛感し反省すると同時に、私は和道流の歴史、思想、文化についても深く学習し直して、今後は自分の生徒たちをはじめ今日私に時間を割いて下さった先生方が和道流の思想と文化も感じられる稽古を紹介出来る指導者を目指し稽古に励みます。

It can’t not be fun 楽しくないはずがない♪

「自分の子供を育てるだけでも容易じゃないのに、他人の子供にも関わるなんて何が楽しいの?」と聞かれたことがあります。
最初は守ってあげたい存在であったり、様々なことを教えてあげたい存在だった生徒たちは成長を続け、後輩たちの世話をしたり、何度も負けても挫けず挑戦したり、私の組手の相手をしてくれたり、「さぁ!思い切り突いてごらん!」と私の腹を突かせたら、腰に響くほど威力のある突きを放ってくれたりと、私を驚かせ喜ばせてくれることの連続です。