The early bird catches the worm 早起きは三文の徳

早起きは三文の徳と言う通り、普段は早朝から川釣りをする人たちがいるはずの場所に今朝は誰もおらず、川に入って稽古が出来、雨が降り出す前に終えることが出来ました。
「川辺の石や岩の上で、また流れる川の中で私は姿勢を崩さず思い通りに身体を動かせるのか?」という問いの答えを出しに行きました。
結果は、修行不足を痛感し帰宅しました。

黒帯特別稽古会 ≪第1回≫(2023年11月4日)

昨年4月と今年の4月から社会人になり、平日の稽古に参加が難しくなった生徒たちや、一昨年から黒帯となり後輩たちの世話する時間が多くなった生徒たちを想い、11月4日から12月2日まで毎週土曜日に、私の道場へ通う生徒たちの中から、黒帯のみを対象にした稽古を行うことにしました。
昨日1回目を行い、順突き、ピンアン二段、ナイハンチ、基本組手一本目そして熟練組手の『突き』について取り組みました。
私の欠点が出てしまい、わずか2時間の中に詰め込んでしまいましたが、皆の「好きなことだから」「高みを目指しているから」という想いと努力を感じました。

当学院で学んでいる生徒の半数が女性です。稽古を通じ、自信を持ち輝いている姿はとても美しい。

11月3日(祝日)・金曜日クラス・千歳校・成人の部の稽古。
皆、国際大会や全国大会で上位入賞した者たちで、とても稽古熱心です。
このクラスだけでなく、私の道場に通う生徒の半数が女性で、空手道だけでなく短刀取りや居取り、女子護身術など柔術も一緒に研究しています。
稽古を通じ、自信を持ち輝いている姿はとても美しいです。

「和道流の熟練組手が復活した!」と叫び、皆で喜びを分かち合える日を夢見て、見つけることが出来た本当に欲しかった宝物を私たちは磨き続けます。” Wado-ryu Jukuren kumite has been revived ! ” Dreaming of a day when we can shout and share joy.

「和道流の熟練組手が復活した!」と叫び、皆で喜びを分かち合える日を夢見て、見つけることが出来た本当に欲しかった宝物を私たちは磨き続けます。そしてその価値を共有し分かち合い、さらにより良く出来る道を開拓して行くことが出来れば、それは素晴らしいことだと想っています。
宝物を見つけるには地図を広げ様々な困難に立ち向かい、途中で何かを失ったり、挫折しそうになりながら、自分だけではなく関わる人々の力を得て目的地に辿り着き見つけることが出来るものだと思います。見つけた物が想像とは大きく違ったとしても、その瞬間までにしてきた経験や積み重ねた努力、人の優しさや厳しさ、命の尊さや儚さに触れ価値を知ることは、目の前にある宝物とは比べ物にならないくらい掛け替えの無い存在になるのではないでしょうか。そのかけがえのない存在を忘れぬため、手に入れた宝物を磨き続け、そこに映る自分の姿を見つめ向き合い「宝探しに発つ前と、最中と、見つけた時の想い」を今、私は失っていないかと自問自答出来ることこそが宝物だと私は考えています。
和道流空手道連盟 三代宗家 大塚博紀 最高師範が2016年に日本へ帰国して下さり、私たちは今まで以上により良い正しい和道流の稽古法を授かることが出来ました。
外面的表面的部分に意識が行きがちだった基本に関して、腰の捻りや胸椎の回旋を生むために先ず何をすべきかなど、内面部分を強く意識し自分の身体と深く向き合う変化が生まれました。
形に関しては突きや蹴りに対してだけでなく、掴まれたり刃で攻められた場合でも、形一つひとつの一挙手一投足には攻撃に対応出来る動きや技が秘められていることや、組手に活かす剣術、柔術の体捌きなどの特長を形からも強烈に感じるようになりました。
そして組手は、基本組手の裏を開示して下さったことです。これにより何故基本を行うのか、基本をどう応用するかが明確になり、形に反映させることも出来たりと、柔術、剣術の特長を取り入れ技の合理性を追求出来るのは勿論、稽古法をはじめ普段の生活や人との関わり方にも応用出来るようになりました。生き方が楽になりました。
和道流という鏡に映る自分の姿と向き合い「宝探しに発つ前と、最中と、見つけた時の想い」を失うことなく、私は「無理なく、無駄なく、合理的な技」について自問自答できる宝物を磨き続け、「和道流の熟練組手が復活した!」と叫び、皆で喜びを分かち合える日を実現します。

「古(いにしへ)を稽(かむがへ)る。」

「古(いにしへ)を稽(かむがへ)る。」
「技の習得と共に自己の内面を研鑽し高める道程」と捉える『稽古』という言葉も、そして毎日稽古することが私は好きです。古を稽え想像することを繰り返していると、ある日突然天から降って来たかのように閃く瞬間があったり、夢の中での教えを受ける軌跡が訪れるからです。

It was a fruitful and wonderful Sunday♪ 実り多き素敵な日曜日でした♪

重症には至らなかったとはいえ自転車走行者の交通違反により歩行中に怪我を負った道場生を想い、「危機的状況に陥った場合に備え、受け身も重要」ということから今朝は受け身の練習を行いました。「受け身を学んだのなら投げも必要」ということで、突きに対して・手首を掴まれた場合・蹴りに対して・刃物に対しての防御から投げ技に繋げました。普段とは違う内容だったこともあり、皆積極的に取り組み、最後は「楽しかった!」と言ってくれました♪

Noru, Kiru, Tsuku by Kake Uke 乗る、突く、斬る『掛け受け』

毎日、形をうっていて抱く『掛け受けの使い方』について。
ピンアン四段やチントウ、ニーセーシ、ジッテ、バッサイと様々な形の中で出で来るこの『掛け受け』は、そのほとんどが蹴りの前後に行っていると思いました。
蹴りは遠距離から放つべきではないから、相手の攻撃に対して掛け受けを日本刀の様に『乗る、突く、斬る』をし、「相手の体勢を崩して間合いを詰め蹴りに繋げるのではないか?」という発想から、突きに対しての使い方や掴まれた場合などを想定し、昨夜は皆で色々試しました。