Noru, Kiru, Tsuku by Kake Uke 乗る、突く、斬る『掛け受け』
ピンアン四段やチントウ、ニーセーシ、ジッテ、バッサイと様々な形の中で出で来るこの『掛け受け』は、そのほとんどが蹴りの前後に行っていると思いました。
蹴りは遠距離から放つべきではないから、相手の攻撃に対して掛け受けを日本刀の様に『乗る、突く、斬る』をし、「相手の体勢を崩して間合いを詰め蹴りに繋げるのではないか?」という発想から、突きに対しての使い方や掴まれた場合などを想定し、昨夜は皆で色々試しました。
Heal the world, Heal the people. Make better place 世界を癒す、人々を癒す。より良い場所を作る。
昨夜は「普段出来ない運動を紹介しよう!」と思い、小学校の体育館の天井から吊るされている昇り綱を脚を使わず昇る姿を見せました。すると「消防車の人みたい!」と大喜びしたので私は彼らに「消防車の人はどうして昇るの?」と尋ねました。4歳の女児が「火がついてるお家で熱い!熱い!って言ってる人を助けるの。」と応えました。続けて私は「他にも誰かを助けるために働いてる人は誰かな?」と尋ねると彼らは「救急車の人!」「パトカーの人!」と応えました。私はもう一つ彼らに「皆んなはどうして空手を習ってるの?」と質問しました。すると彼らは「イジワルされて泣いてる子を助けてあげる」「ママを守る」「強くなるため」と応えました。
「守られるだけでなく、大切なものを守ることが出来る人間になるため稽古する!」という彼らの動機が彼ら自身を奮い立たせ、私の心も動かしてくれました。
Tomodachi Of My Imagination ” TOMI ”
初めて作ったのは2000年でアメリカでの生活を始めた22歳の時でした。半年が経ちお金が貯まり小さなアパートの一室を借りて一人暮らしを始め、カーテンや洗濯機を買うよりも先に取り組んだのが木人椿作りでした。
大学の庭に切り倒されたまま放置されていた180cmの丸太を許可を得て回収し、車を持っていなかった私は市営バスを頼ることにしました。運転手に「私と…もう1人分払うから”彼も”一緒に乗せて下さい!」と告げると、運転手は「そんなデカい丸太!何する気だい?!」と言うので、「空手のトレーニングの相棒を作りたいんだ!」と言ったら、彼は「あっ!ジャッキーチェンだろ!映画Rumble in The Bronxで観たよ!ダダダダダのアレだろ♪」と大ハシャギを始めました。次の瞬間、「さあっ、乗れ!家のそばまで”二人を”運んでやる♪」と彼は快く受け入れてくれました。
時間と手間をかけ気持ちを込めて作り、(Tomodachi Of My Imaginationの略で)TOMIと名付け大切に扱ったから、壊れることなく3年間彼と向き合い様々なトレーニングを考え試し過ごすことが出来ました。
日本に帰国する時は空手仲間のマイクが「トミ!大事にするから、TOMIを俺にくれ!!」と言われ、私は快くマイクにTOMIを託しました。
生まれ変わり我が家にいるTOMIは23年前と同じように、毎日私の相手を務めてくれています。
The way of peace. connect each other’s hearts 心と心を繋ぐ 和の道
私は小学生の頃、「『親』という字には木の上に立って見るくらい大きな存在という想いが込められている」と習いました。
我が子を授かり生徒を持つようになった今は、『親』という字に込められている「木の上に立って子供の登校する姿を見送り、下校し帰宅する姿を見守り待つ」という想いに心を動かされています。
経験を重ねた大人の見方があれば、純粋な子供の見方もあるのだから、私は自分の思考を固定したり姿や形そして意味を相手に押し付けたりせず、私とは違う発想や表現にこれからも心を動かし続けていきたいと思った朝でした。
背後にも気を抜かない
今から私立小学校での空手道クラスに向かうので、片道1時間、直立で歩き向かうことにします。
We always welcome you.
今年の3月からアメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス に移住した生徒2人が一時帰国し、今朝の稽古に参加しました。外国での生活に慣れ自信を持った2人が笑顔を見せてくれて私たちもとても嬉しいです。

