火曜日クラス経堂校・第2部(2023年9月19日の稽古)

September 20th, today is also a hot day of over 30 degrees. It was also hot today in 2012, but I was having a cool new season around this time in 2013-2022.
This heat seems to be coming to an end this Friday, so I want to be patient for a few more days and enjoy the arrival of autumn ♪
今日も暑い日。11年間の9月20日を調べたら30度を超えたの2012年だけで、2013〜2022年の今頃は涼しい新しい季節を過ごしていたから不思議です。
でも、この暑さは今週の金曜日に終わりを迎えるそうなので、あと数日辛抱し秋の訪れを楽しみたいです。

Anyone, regardless of age or gender, can start Budo. 武道は老若男女問わず歓迎してくれる

The reason why I started practicing karate was to become a man who protects my mother and two older sisters.
Because there was so much violence close to us.
36 years ago, when I started practicing karate, there were 50 students in Dojo, and there were only 2 girls.
I respected two girls who were very strong, bright and confident, so I thought, “I wish more girls would start practicing karate.” I came to think that.

It’s been 36 years, and now I’m practicing with about 100 children, and more than half of them are girls. I feel that girls are practicing more diligently than boys.

Anyone, regardless of age or gender, can start Budo. That’s why we can create peace and harmony. Budo never discriminates.

私が空手道を始めた理由は、母と二人の姉を守る男になるためでした。
なぜなら、私たちの身近でたくさんの暴力があったからです。
私が空手を始めた36年前、道場生は50人中女子は2人だけでした。
とても強くて明るくて自信に満ちた女の子2人を尊敬していたので、「空手を始める女の子がもっと増えたらいいのに」と思いました。

36年経ち、今では約100人の子どもたちと練習をしていますが、その半数以上が女の子です。 男子より女子の方が熱心に稽古している気がします。

武道は老若男女問わず誰でも始められます。 だからこそ私たちは平和と調和を生み出すことができるのです。 武道は決して差別をしません。

16年前から変わらず私が子供たちに伝えたいこと、彼らとして行きたいこと。これが私の武道です。

銀座ロレックス強盗の犯人たちが犯行後に逃げ込んだマンションには、私の教え子と家族が住んでいました。凶器を手にした犯人たちは捜索中の警察官に見つかると抵抗し、罵声を浴びせた上げく逮捕されました。同日に私の生徒は道場稽古の後、母親と買い物に行ったためマンションにはいませんでしたが、買い物に行かず自宅へ向かっていたならば犯人たちと鉢合わせした時間だったそうです。生徒の母親から「本当に奇跡的に助かったと思っています。娘には身を守る術を身につけて欲しいと心から願います。」という言葉を受け、私は「まさに私がすべきこと、したいことです。」と応えました。

心を闇に支配され悪の道に進むようなことをせず、真の心を持ち続け光のさす道に進む判断力と勇気を子供たちが養い育てられるよう私は関わって参ります。

harmony「和」, respect「敬」,purity「清」 tranquility「寂」

火曜日と木曜日の道場稽古風景です。新しいことを始めたい方、空手道を体験されたい方、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。強くて優しいお姉さん弟子たちがおります♪安心していらして下さい。

小学校に入学した新1年生や新学年になった2年生や3年生たちが、「新しいことを始めたい!」という思いを抱く季節になり、体験稽古を望む子供たちとの出会いが続く嬉しい日々です。

また、「来月に開催される運動会の短距離走で1番になりたい!」や「新しい形を習いたい!」、「形の一つひとつの技の意味を知りたい!」、「蹴り技を上達させたい!」といった子供たちの様々な目標や願いに触れています。

皆が抱いている目標や願いに近づける稽古内容を考えるのが私の楽しみであり、実施し子供たちが喜ぶのは私の喜びの一つです。

最初は一本だった道が途中で複数に別れても、先では再び一つになることがあり、異なる者同士の心が繋がるのも、互いが再び出会いたいと想ったり、相手を理解したいと想うからこそ成せると信じています。

Expectations and hopes

昇段審査で合格し初段となった子たちにとって、12月7日(火)は初めて黒帯を巻き稽古する日でした。
嬉しそうに、自信と誇りを持った表情と姿勢が後輩たちに「カッコいいなぁっ!僕も、私もあんなふうになってみたい♪」と希望や目標を与えていました。
お互いの存在が成長する力となる、それが仲間。
子供たちの幸せが私の喜びです♪

火曜日クラスも再始動!

《タカブンのおじちゃん》
6歳の頃、3歳の弟を連れ初めて2人で近所の駄菓子屋へ買いに行った時の思い出。
途中に、異常なほど長いリードに繋がれたドーベルマンがおり、剥き出しの牙で噛まれるのではないかとヒヤヒヤしながら弟の手を引き全速力で走り抜けました。駄菓子屋に着くと気が抜け2人で大泣きしてしまいました。すると店主が「コラ!男2人が何を泣いているんだ!」と叱って来ました。ビックリし泣きながら「大きな犬が怖かった!帰りもいるんだ!!」と伝えると、「お菓子を買いに来たんだろ!泣くのをやめて選びなさい!」とまた叱られました。弟と2人でお菓子を選んでいると気持ちが落ち着き支払いを済ませると、「これ、御守りの代わり。弟の手をしっかり握り、勇気を持って帰りなさい。」と、店主がオレンジ色のラムネを1つずつくれました。お礼を述べ外に出た時、「泣くもんか。僕はお兄ちゃんだから弟を守る!」と気を引き締め、弟の手を握りドーベルマンの前へ。また牙を剥き出しにして吠えて来ました。私は、「ワンワンワンワン!!!」吠え返し、ドーベルマンがキョトンとした瞬間に、弟の手を引きまた全速力で走り抜けました。帰宅すると弟が言いました。「あんちゃんが犬みたいだったじゃん♪」。
2人で笑いながらオレンジ色のラムネを食べました♪

《大川さん》
9歳の頃、両親の夫婦喧嘩が増え、見ていたくない私は弟と2人で外に出て終わるのを待つ日がありました。
10月の寒い金曜の夜で2人でくっついて座っていると、異変を感じた隣家の奥さんが、「凍えちゃうよ。中にお入り。」と迎えてくれました。暖かいリビングに立つと、家族4人がお揃いのパジャマを着て私たち2人に優しく声をかけてくれました。「すぐ終わさ大丈夫。一緒に映画でも見てようよ♪」と、その日初めてテレビ放映された『インディジョーンズ魔宮の伝説』を一緒に観させてもらいました。沢山の囚われた子供たちを解放するため立ち向かう考古学者のアドベンチャー映画に、両親が口論していることなんか忘れ興奮しました。
暫くして玄関のベルが鳴り、母親が迎えに来ました。「ご迷惑をおかけし申し訳ございません。息子たちがお世話になりました。」「ごめんね。」と、隣家のご家族と私たち2人に詫びた母と一緒にお礼を述べ帰宅しました。
この日だけでなく弟が迷子になった時も一緒に探し回って見つけてくれた大川さん。私にとってのインディジョーンズです。

《校長先生》
卒業を控えた小学6年生の時、何か思い出を作りたいと男女友達4人で「焼き芋作ろう!」となりました。近所の小さな商店街でサツマイモとマッチを買い、お寺の境内で落ち葉を集め焚火しサツマイモを入れました。暖かいし、綺麗な炎を見つめていると小さな感動を覚えました。突然、背後から「お前たち!何をしているんだ!」と怒鳴り声がし、振り返るとそこには校長先生と副校長先生が立っていました。焚火をしている私たちを見た住職が学校に通報し、電話に出た副校長先生が校長先生に報告し2人で来ました。私たちを恐い顔で睨みつける住職と副校長先生、『保護者なく勝手にお寺の境内で焚火をしたこと』、『火は生き物で扱い方を誤ると大変危険』であることを私たちに真剣に説いてくれた校長先生。「この続きは学校に戻ってからする!」と、先生方と一緒に深々と頭を下げ住職にお詫びし、境内を出ました。私は「なんてことをしてしまったんだ!何も悪くない校長先生たちに謝らせてしまった!」と猛省し、校長室に着きました。「親に報告され、父親から殴られる…」と私は不安でいっぱいでしたが、自分がしたことを考え覚悟しました。すると校長先生が「次、焚火する時は校長先生も仲間に入れてくれよな。一緒にやろう♪」と、おとがめはありませんでした。「約束だぞ。」と手を差し出し握手までしてくれました。その日私には住職ではなく、校長先生が仏様に見えました。

一人の子供の成長に関わる全ての大人が一丸となり育てようとしてくれた時代がありました。
”国民の平和および世界各国の共存繁栄”という願いが込められた昭和。
無くなってしまったのではなく、忘れてしまっているだけなら皆んなで思い出し再び築き上げて行きたい。
途絶えることなく伝承され続けている武道を通じて、私は自分がされた良いことは正しいと信じ、子供たちを真剣に叱り、真の想いで褒めて心と精神を健やかに成長させたいと思っています。

新しい目標を持ち、新しい仲間を迎え、新年度開始しました!

寒い冬が過ぎ、緊急事態宣言が解除され、桜が開花すると共に道場に春が訪れました。

沢山の子供たちが空手道に興味を持ち、体験稽古を経て正式に稽古を継続する意志をかためました。

6名定員制のクラスは全て受付を終了致しました。

新しい仲間を迎え、それぞれが新しい目標を持ち達成出来るよう1日1日の稽古を実りあるものにして参ります。

海外からの出稽古生

全国大会を終え、すでに次の高い目標に向け励んでいます!

今日は、アメリカ合衆国和道流空手道連盟禅修会で稽古されているAlex Lutzさんが私の道場を訪れ一緒に稽古されました♪

とても真面目な方で分からないことや確認が必要なことは積極的に質問をして正確に持ち帰ろうと努力されていました。

今日の稽古に参加した成人は全員外国語に長けているので稽古中に英語が飛び交い、その中の子供たちには良い影響を与えたのではないでしょうか。

老若男女、国籍問わず大好きな空手道を通じて心を交わす。稽古を終えて感じるのは調和と心の平安です♪