非常事態は震災だけでない。女性が暴漢から身を守る護身術【其の三】

今朝の読書で「技はすなわち精神の表現された技でなければならない。精神の表現された技を鍛錬することによって根本の精神を修養するのである。武道の心技は一体でなければ鍛錬の意味を持たぬばかりか心技何れかに片寄ってはかえって身をあやまり社会を毒する恐れがある。それなら武道はこの世から抹殺すべきである。」という和道流空手道・柔術拳法の流祖 初代宗家 大塚博紀 最高師範の言葉に触れ熟考しました。

’’古を稽る’’から光が照らされる時がある。’’稽古照今’’

’’稽古’’は、スポーツや運動・遊戯・娯楽などで行われる’’練習’’と重なる部分がありますが、’’練習’’が競技会などの本番を目指して必要な技を習得するために行われるのに対し、武道の稽古は技の習得とともに自己の内面を研鑽し高めるプロセスとして捉えられており、そのすべてが本番であるため、稽古はスポーツの練習と比べると’’躾け’’の要素が多くあります。
私個人の持論ですが、永遠ではない人生や無限ではない資源と同様に、人が一生で口から発せられる言葉には限りがあると思っているので、無駄遣いをせず特に子供たちに語りかける時は言葉を選び、分かり易く伝えることを大切にしています。生徒たちは私の想いと考えを理解しているので、’’しっかり訊く’’を努めてくれています。師匠と弟子の気持ちを合わせることが’’気合’’であり、想いが繋がるから良い稽古を生み出せると信じています。
その教えを守り集中している子供たちがいるにも関わらず、勝手な行動をしたり、無駄口を叩いたり、騒がしくする行為を大人が見せるようなことがあってならないと思うのです。突然の来客や大事な電話がかかって来た等、どうしても対応しなくてはならない場合、その場から離れたり、出来ない場合は小声で話すなど配慮が必要でそれは難しいことではないはずです。それが人の仁であり礼儀ではないでしょうか。そんな大人にならぬよう子供たちが健やかな心を育むことが出来る環境と機会を作るのが私たち大人のあるべき姿だと思っています。

Children are open‐air creatures 子供は風の子

Tokyo is cold every day. The temperature this morning was minus 2 degrees. Dojo doesn’t have heating equipment, so the floor was cold, and my students were jumping last night. I felt sorry for them, and when we practiced jujutsu, they were glad ♪
寒い日が続いていますが、子供は風の子だからなのか稽古が好きだからか、裸足で道衣だけなのに元気良く稽古しています♪

Cherish the basics and enrich the basic practice 基本を大切にし、基本稽古を充実させる

昨日で11月終わり今年も残すところ31日となりました。
私は今年の初めに『和道流year 和道の年』を掲げました。
2月は和道流空手道連盟千葉県大会に出場、
3月は和道流空手道連盟形審判講習会と技術講習会を受講、
6月は私が指導を担っている4団体の第1回交流競技会を開催、
7月は和道流空手道連盟形・組手審判講習会と技術講習会を受講、
8月は夏合宿を行い第59回和道流空手道連盟全国大会に出場、
9月は和道流空手道連盟副理事長 押田先生が主宰されている東空塾の合宿に参加させて頂き、地元の狛江フェスティバル10周年記念祭で演武を披露、
11月は和道流空手道連盟総本部道場にて称号・資格の技術指導員の審査を受審させて頂きました。
そして2日後、今年最後の最も重要な和道流空手道連盟昇段審査に生徒4名が挑みます。
年末の納会で私は生徒たちと皆で「和道流year 和道の年を達成出来た!」を喜びを分かち合いたく、毎日その光景を想像し、現実にするため生徒たちが充実した道場稽古が出来るように考え、生徒たちが自宅で自主稽古が出来るように動画を配信して来ました。
常にこのような目標を持つことや工夫や研究が出来たのは、私の人生で早い時期に『和道流』と出会う機会を与えられたからです。
まさにこれが運命だと私は想っています。
自分が何のために生まれ、何をすることが出来るのか、自分で出した答えと向き合い生きて行く。より良くするために工夫と研究を怠らない。私はそんな毎日が好きです。
2024年2月18日に狛江エコルマホールで開催される東京たまがわロータリークラブ主催のイベント『KOMAEチャンスII』に私の道場の出演が決まり、今朝は面談会がありました。
会場となるエコルマホールは観覧席が728席もあり広いので、私の生徒たちには多くの人の前で自分のメッセージを込めた演武を披露し、有意義な経験をして欲しいと想っています。
12月3日(日)は和道流空手道連盟昇段審査、12月の4, 11, 12, 18, 21日は各クラスでの競技会、そして22日(金)に今年も道場の納会&クリスマスパーティーを開催し、皆で楽しく今年を納めたいと願っています。

Budo is the way to walk up to each other regardless of nationality, skin color, religion, men and women of all ages, and seek harmony together. 国籍も肌の色も宗教も老若男女も問わず互いに歩み寄り、共に和の道を究め和を求む道、それが武道。

8年前と変わらず今も空手道が好きな女生徒たちの存在が、私に生き甲斐を与えてくれています。
国籍も肌の色も宗教も老若男女も問わず互いに歩み寄り、共に和の道を究め和を求む道、それが武道。

「古(いにしへ)を稽(かむがへ)る。」

「古(いにしへ)を稽(かむがへ)る。」
「技の習得と共に自己の内面を研鑽し高める道程」と捉える『稽古』という言葉も、そして毎日稽古することが私は好きです。古を稽え想像することを繰り返していると、ある日突然天から降って来たかのように閃く瞬間があったり、夢の中での教えを受ける軌跡が訪れるからです。

The way of peace. connect each other’s hearts 心と心を繋ぐ 和の道

今朝、我が子たちの登校を見送った後にふと思い出しました。
私は小学生の頃、「『親』という字には木の上に立って見るくらい大きな存在という想いが込められている」と習いました。
我が子を授かり生徒を持つようになった今は、『親』という字に込められている「木の上に立って子供の登校する姿を見送り、下校し帰宅する姿を見守り待つ」という想いに心を動かされています。
経験を重ねた大人の見方があれば、純粋な子供の見方もあるのだから、私は自分の思考を固定したり姿や形そして意味を相手に押し付けたりせず、私とは違う発想や表現にこれからも心を動かし続けていきたいと思った朝でした。