非常事態は震災だけではない。女性が暴漢から身を守る護身術【其の一】
非常事態に備えるのは水と食料そして体力。子供二人を担いで歩ける父親でありたい。
日本武道は美しい(挿入曲)『志は死なない』by秋山裕和
私の道場では、子供たちに先ず運動の楽しみを知ってもらい、身体を動かし汗を流して”気持ちを良くする”ことを大切にしています。
子供たちも好きなこと、やりたいことをして生きて行ける優しい未来と世界をつくる。
’’古を稽る’’から光が照らされる時がある。’’稽古照今’’
私個人の持論ですが、永遠ではない人生や無限ではない資源と同様に、人が一生で口から発せられる言葉には限りがあると思っているので、無駄遣いをせず特に子供たちに語りかける時は言葉を選び、分かり易く伝えることを大切にしています。生徒たちは私の想いと考えを理解しているので、’’しっかり訊く’’を努めてくれています。師匠と弟子の気持ちを合わせることが’’気合’’であり、想いが繋がるから良い稽古を生み出せると信じています。
その教えを守り集中している子供たちがいるにも関わらず、勝手な行動をしたり、無駄口を叩いたり、騒がしくする行為を大人が見せるようなことがあってならないと思うのです。突然の来客や大事な電話がかかって来た等、どうしても対応しなくてはならない場合、その場から離れたり、出来ない場合は小声で話すなど配慮が必要でそれは難しいことではないはずです。それが人の仁であり礼儀ではないでしょうか。そんな大人にならぬよう子供たちが健やかな心を育むことが出来る環境と機会を作るのが私たち大人のあるべき姿だと思っています。