We will continue to walk step by step towards peace. ”Pinan Shodan”

私が空手道の講師を務めさせて頂いている4つの団体の幼児から小学生を対象に、Bumb東京スポーツ文化館で6月18日(日)に開催する第1回4団体交流競技会の出場申込受付を昨日終了し、形競技団体戦に6チーム、組手競技団体戦に4チームがエントリーしてくれました。形競技と組手競技の個人戦もあり延べ90名の選手たちが有意義な時間を過ごし貴重な経験が出来るよう準備しています。

私も8ヶ月ぶりに演武をすることにしました。扇子の舞や日本刀での試し斬り、掌底で瓦割りや貫手で板割り、形と組手を披露し、子供たちが普段見ることのないものに触れ、心や体が震える機会にしたいと思います。

Sports Karate is not Budo, but it is one of the various advantaes in Budo Karate.

来月18日にBumb東京スポーツ文化館で開催する4団体交流競技会に向け連休中も稽古の日々でした。
休日を家族で旅行し楽しむ子も、道場で汗を流し楽しむ子も有意義な時間を過ごしたことでしょう。

競技空手を私は武道とは思わず空手道の長所の1つと考えています。その長所を伸ばすなら日本武道の身体動作である円転を意識し取り組むようにしています。道場には幼児と小学生と中学生そして大人がおり全員が一緒の時間を過ごします。

私にとっての有意義とは、皆で武道の魅力を共感・共有することであり、私の長所は”私にとっての有意義”を実現するため起床してから就寝するまで想像力と創造力と体力を費やせることです。どんなに考えても浮かばないこともありますが、就寝すると夢の中で武道の達人たちが助言して下さる時があり、それは真に特別な経験です。

We should harmonize with each other, and explore the path of peace.

雨天だった昨日とは一転し今朝は快晴。

水と陽の光を得た美しい木々たちが喜んでいるように見えました。

植物が出す酸素によって呼吸が出来、生かされている私は、自分の武道が人を傷つけのではなく心を生かし、互いに調和が出来て心の平安を抱ける瞬間を作って行きたいと想っています。

和道流空手道連盟三代宗家 大塚博紀 最高師範による形審判講習会

本日は、和道流空手道連盟の三代宗家 大塚博紀 最高師範による形審判講習会が開催されました。
最高師範が資料を作って下さり、座学と実技が行われました。
頭では理解出来ても身体では表現出来なかったり、頭で理解出来ず身体でも表現出来なかったり、身体では表現出来るが言葉では表現出来なかったりと、人と人、頭と身体だけでなく”身体と言葉”と、ここでも”繋がり”がいかに大切か、強く感じながら楽しく夢中になって取り組みました。
70名ほどの受講者が6グループに分かれ、技術審議員の先生からも教わる機会を与えられ、受講者が互いに肩を披露したり意見を交換するなど大変有意義な稽古が出来ました!
最高師範をはじめ技術審議員の先生方が我々支部長を思い、私たちが自分の道場生徒たちに正しい和道流を伝えると信じてくれて、直接指導してくれて、私たちと繋がりを持って下さることがたまらなく嬉しいです。年が明けてから2月4日に全国指導者講習会、3月12日に技術講習会、そして本日の形審判講習会が開催され、来月からは総本部道場で毎月1度三段位以上を対象にした月例稽古を再開して下さることになりました!
最高師範と技術審議員の先生方が「昔の和道流の組手が戻って来た。」と喜んでもらうため、基本・形・基本組手の表と裏・居取り・短刀取り・太刀取り・女子護身術そして組手と、正しい稽古を続けて参ります!!
和道流最幸!!!

Knife Defense 短刀取り

先日開催された和道流空手道連盟の講習会で三代宗家 大塚博紀 最高師範が「ヨーロッパで和道流を稽古している人々は、基本や形、組手だけでなく”居取り”や”短刀取り”、”太刀取り”、”女子護身術”も稽古している。」と話して下さり、私は2000年に修行のために生活を始めたアメリカでの経験を思い出しました。
私は夜ゴミを出しに出ただけなのに、仕事中に厨房へキュウリを取りに来ただけなのに、仕事帰りにジョギングしていただけなのに、理由も無く突然襲われたことがあります。今、大きな怪我や後遺症もなく生きていられるのは、渡米前に「お前にワシの全てを教えるから、身につけて海を渡れ。」と師匠の瀬田松弘昌先生が形や基本組手だけでなく、短刀取りや居取りを教えてくれたからだと実感しています。
上記の、夜ゴミを出した時の戦いでは居取りの”撞木捕り”が役立ち、厨房での戦いでは短刀取りの”雲我捕り”と基本技の”上段受け”が役立ちました。

相手に怪我を負わせず、自分も死なずに治めることが出来たのは、「死んでたまるか。」という強い意志と共に、実戦を想定し繰り返し稽古したことで和道流の技や動きを活かせたからだと思います。

当時の友人は武道や格闘技の稽古をする者が多く、一緒にビリヤードやダーツで遊んでいても、お酒を飲み話していても、必ず途中または最後は「(ビリヤード中ならキューを見て)これでこう来たらお前ならどうする?」となったり、「(お酒を飲んでいて瓶が割れたら)これでこう来たらどう対処する?」となったり、射撃に連れて行ってもらうと「(もちろん実弾を完全に抜いた状態で)どれくらいの間合いなら当たらないと思う?突き付けられたどうする?」となりました。彼らは「この国じゃ、素手で襲うヤツなんていない。ナイフや銃を使う。だから常にそのことを考えて備えないとな。」という言葉を私は今も日本にいても無くさずに稽古をしています。

川は流れ大海へと繋がるように、和の心も精神も途切れることなく過去から現在そして未来へと繋がって行く。

先々週の土曜日に道場でサイの稽古をした時に息子に対して、「10歳になり成長した体に対してサイの大きさが合わなくなった。そろそろ替える頃だな。」と思いました。その二日後に突然贈り物が届き、開けてみると美しいサイが入っていました!
International Karate Federation Hawaiiの小高寛子先生が贈って下さり、息子は驚きとても喜びました♪ 寛子先生、真にありがとうございます!
感謝の気持ちを届けたく、優しく流れる川のそばで快晴の空の下親子で稽古をしました。
美しい川は流れ大海へと繋がるように、和の心と精神が過去から現在そして未来へ途切れることなく繋がって行くよう、正義・勇気・敢為・堅忍・仁・惻隠・礼儀・誠実・真実・名誉の心を鍛え続け、寛子先生のように子供たちに対し真剣に向き合い真心をもって接して参ります。

第29回和道流空手道連盟千葉県大会

2月23日(祝・木) 第29回和道流空手道連盟千葉県大会が開催されました。

小学4年生男子形競技 準優勝 銀メダル獲得

小学4年生男子組手競技 第3位 銅メダル獲得

小学4年生女子形競技 第3位 銅メダル獲得

小学4年生女子組手競技 準優勝 銀メダル獲得

小学3年生女子形競技 第3位 銅メダル獲得

小学3年生女子組手競技 第3位 銅メダル獲得

小学3年生女子組手競技 第3位 銅メダル獲得

小学2年生男女組手競技 第5位 敢闘賞獲得

小学2年生男女組手競技 第5位 敢闘賞獲得

小学1年生男女形競技 第5位 敢闘賞獲得

当学院から出場した17名の選手のうち15名が初めての公式大会でしたが、全員が有意義な経験をすることが出来ました。

3月は、

① 和道流空手道連盟神奈川県連絡協議会主催の三代宗家による講習会

② 和道流空手道連盟関東地区形審判講習会

③ 成武護国学院令和四年度第2回昇級審査会

6月は、

18日(日) 13〜17時にBumbスポーツ文化館にて第1回4団体交流競技会

8月は、

① 11〜13日(金〜日)に西武秩父にて夏合宿

② 18日(金) 9:30〜12:30にBumbスポーツ文化館メインアリーナにて国際交流合同稽古

③ 19〜20日(土・日)に東京武道館にて和道流空手道連盟国際大会が開催されます。

We have the power to be born by respecting each other regardless of the length of our relationship.

師弟も親子も夫婦も友人も相棒も、付き合いの長さ問わず互いに持ち続けるべきものは敬意ですね。
表し方も受け止め方も様々ですが、互いに相手の目を見て、質問に答え、丁寧に話すことを大事にし、生まれる力を共有して行きたいと願い過ごしています。当たり前のことを繰り返しているうちに突然好転することがあります。