和道流空手道連盟 三代宗家 大塚博紀 最高師範による講習会

本日は、和道流空手道連盟神奈川県連絡協議会主宰の三代宗家 大塚博紀 最高師範による講習会を受講しました。
午前中の少年部ではピンアン初段の中で6回行う外腕受けについて2種類と順突きを稽古しました。
午後の大人の部では突きと上段受け、そしてチントウを稽古しました。特に突きと上段受け、チントウの第1〜4挙動については時間をかけて詳しく教えて頂きました。

強者が弱者を制圧するために用いるのではない

私は空手道の稽古を始めた日から「必ず組手をして稽古を終えなさい。」という師匠の教えを37年間守っています。
基本、形、基本組手、短刀取り、居取りの稽古で学んだことを自由組手で実践することで『大きな技と無駄な技』について考えたり気づくことが出来、習ったまま用いるのではなく応用する柔軟さの重要性を強く感じることが出来ます。
同時にもう一つ忘れてはならないことがあり、それは生徒が私に対して遠慮なく手加減せず打ち込んでも、私が生徒に怪我を負わせることは絶対にしないことです。
稽古を終えた後の生徒たちが汗だくでヘトヘトになっていても別れる時に「先生!汗が止まりません!だけど今から恋人とデートして来ます♪」なんて言われると人生を謳歌している生徒の幸せが私にも伝わって来ます。
和道流流祖・大塚博紀 初代宗家の著書『武の道』にお言葉がありました。
「世の中から争いをなくして平和を招来し人間の生活を幸福にするのが『武』の本義である」

演目①『日本武道の美しさと力強さ』、演目②『琉球古武道が伝えたい大きな心と優しさ』、演目③『和道流空手道と柔術拳法で成す自他敬愛』

2月18日(日曜日)に狛江エコルマホールで開催された大イベントでの演武は大成功を収め閉幕しました。

和道流成武支部から11名の道場生たちが出演し、日本武道と琉球古武道の美しさや力強さ、そして和の心を多くの人々と共有することが出来ました。

1ヶ月半、道場稽古と自主稽古に励んだ11名の道場生たちが舞台上で輝いている勇姿をぜひご覧下さい。

仁と惻隠の心を広げ、豊かで優しい世界を目指します。